タイのバーが一部の中国人男性の入店を拒否しているとして、物議を醸している。

13日に中国のSNSで拡散された動画には、タイのバーの店先に中国語と英語で「中国人男性だけのグループの入店はお断りします」などと書かれた紙が貼ってある様子が映っている。

紙には「中国人男性と中国人女性が同数か、中国人女性の方が多い場合」は入店を許可するとも書かれている。

理由は「中国人の男性客がタイ人の客にちょっかいをかけ、それをきっかけに暴力事件に至る事例が多発している」ためだといい、「ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします」と呼び掛けている。

「中国人男性だけでの入店お断り」のタイのバー、その理由は?中国ネット「恥ずかしすぎる」

動画を撮影した男性は「個人的には、この注意書きは決して私たち中国人を差別するものではなく、店の経営者が必要に迫られて決めたことだと思う」とし、国内のように礼儀をわきまえずに「(お酒を)もう1杯飲みなよ」「食事に行こうよ」などと女性にしつこく話しかけるのはセクハラに当たると指摘した。

中国のネットユーザーからは「恥ずかしすぎる」「これは本当に(店に)文句を言えない」「(店は)よくやった」「一部の男性は外国でのモラルが低い。自分の下半身をしっかりと管理せよ」「国内で鬱憤(うっぷん)がたまり、海外で羽目を外すのか」「国内で恥をかき、海外で恥をさらし…」「(こういう男性は)国のイメージを損なっている」「なぜ中国には素養が低い人がこんなにも多いのか」「もうそのまま逮捕して刑務所に入れてくれて構わないよ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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