中国で、雲南省にあるテーマパークが「展示物が怖すぎる」として物議を醸したばかりだが、上海市内の博物館にも同様の声が上がった。

中国メディア・茘枝新聞の14日の投稿によると、最近あるネットユーザーから「上海当代芸術博物館で見た展示物は恐ろしかった」との感想が寄せられた。

このネットユーザーが会場で目にしたのは上の方からつるされた、さまざまな靴を履いたたくさんの長い脚などで、博物館側によるとこれらは以前開かれたアート展に登場した作品。今はもう撤去されているといい、この投稿にネットユーザーからは「私にも良さは分からないけど芸術は多元的なもの」「芸術表現は多様だから人によって受け止めは異なるだろう」という声や「これは何?サヤインゲン?」「現代アートとはこういうもの」「私は見てみたい」などの声が上がっている。

テーマパークだけじゃなく上海の博物館にも「恐ろしい展示物」?―中国

テーマパークだけじゃなく上海の博物館にも「恐ろしい展示物」?―中国

一方、雲南省のテーマパークは「人形ムカデ」や「三面少女」などの展示物に「怖すぎる」との声が上がり、同テーマパークは13日に「一部のアート作品が公衆の関心を呼び、観光客の中には不快な思いをした人もいる」として謝罪。併せて、問題の展示物についてすでに撤去を進めていることを説明した。(翻訳・編集/野谷)

編集部おすすめ