中国甘粛省自然資源庁がこのほど明らかにしたところによると、甘粛省玉門市の前紅泉-黒山北灘地区で大型金鉱1カ所が発見されたとのことです。新たに追加された金資源量(地下に存在する鉱物資源の総量)は40トンを超え、その規模は大型金鉱2カ所の資源量に相当します。

甘粛省の金資源埋蔵量は全国第2位で、北山鉱床生成帯は同省内で重要な金鉱床の集中産出地域です。

2017年に「甘粛省玉門市前紅泉-黒山北灘地区5万分の1スケール鉱物展望調査」プロジェクトが開始され、探査チームは2018年、前紅泉金鉱地点を初めて発見しました。前紅泉金鉱全面調査プロジェクトは、トレンチ掘削作業量3万立方メートル、ボーリング掘削作業量約35キロメートルを完了し、最終的に新たな金鉱化帯1本を発見しました。この鉱化帯は長さ約14キロメートル、幅10~100メートルで、新たに追加された金資源量は40トンを超えています。

今回発見された前紅泉金鉱は、基礎地質調査を基盤として、大縮尺地球化学探査手段により段階的な探査を経て発見された大型金鉱となります。(提供/CRI)

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