小さな作業場から大きな工場へ、担ぎ歩き売りからチェーン経営へといったように、福建省三明市沙県区はここ数年、伝統的な軽食「沙県小吃」産業の発展に力を入れ、「標準化・チェーン化・産業化・国際化・デジタル化」の方向へのグレードアップを推し進めてきた。中でも沙県東門古街にある沙県小吃大食堂は占有面積が約800平方メートルに及び、飲食・サプライチェーン・文化が一体となった革新的な業態の新モデルとなっている。
沙県小吃は、今では中国国内にとどまらず、海外にも人気が拡大している。約9万軒の国内店舗のほか、世界79カ国・地域に広がり、30万人以上の雇用を創出し、年間売上は550億元(約1兆1550億円)を上回り、現地住民を豊かにする産業となった。(提供/人民網日本語版・編集/KM)


