中国のSNS・小紅書(RED)に19日、「日本に到着したら荷物が見当たらなくなった」との投稿があり、反響を呼んだ。
投稿者の女性は、関西の空港の手荷物受取所で空港職員が乗客のスーツケースをターンテーブルから取り上げ、色別にそろえて並べている写真を投稿。
女性は「彼らは強迫症か何かなの?同じ便の荷物をきっちり色によって分類していた。もともと似ていて見分けがつきにくいのに、こんなこと(同じ場所にまとめる)されたらもっと自分のがどれだか見分けがつかなくなる」と不満を漏らし、「日本は労働力不足じゃなかったの?皆さん、この労働って必要だと思いますか?」と問い掛けた。
この投稿に中国のネットユーザーからは「これ成田空港でも見たことあるわ」「入国審査に時間がかかって、出てきたらこういうふうに(荷物が)並んでたことがある」「すごくいいサービスだと思う!」「ごちゃごちゃに置かれた方が探しにくい」「いろんな色を混ぜて置かれるより、1カ所にまとめてくれた方が何倍も探しやすい」「こっちの方が探しやすい。色や大きさで分けてくれて、ありがたい」「私は黒やシルバーが嫌で赤を買ったから、こうしてくれると一発で見つけられる」といった声が上がった。
また、「似たようなのを一緒に置くことで持ち主がより注意深く確認するようになるからだと思う」「色で分けてあると、自分のスーツケースの色のところに探しに行けばいいから時間短縮になる。人の流れを分散させる効果もある」といった意見や、ベルトコンベヤーから出して並べる理由について「大阪はもう輸送能力が飽和状態で、どかさないと次の便の荷物が出せないんだよ」といった意見も。
このほか、「他人の荷物を間違えて持ち去る人は本当に意味不明。確認もせずに適当に持っていくの?私は結構目印を付けてるけど、それでもよく確認してから持っていく」「私は買う時にわざと派手な色にした。黒、白、グレーなどは取り違えのリスクや、なかなか見つけられないリスクが高い」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)