中国国家市場監督総局は17日の記者会見で、「電池の使用寿命に基づく推計から、中国は間もなく動力電池の大規模回収期を迎える見通しだ。2030年までに、国内の動力電池リサイクル市場規模は1000億元(約2兆1000億円)を突破する見通しだ」とした。

統計によると、2024年の国内動力電池リサイクル量は30万トンを超え、対応する市場規模は480億元(約1兆80億円)を上回った。

市場監督管理総局標準技術司の劉洪生(リウ・ホンション)司長は、「当総局は工業・情報化部などの関係当局と連携し、動力電池リサイクル利用の全産業チェーンを対象に国家標準の策定・発表を積極的に推進しており、動力電池リサイクル利用産業の発展に強力な技術的支援を提供している」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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