中国運搬ロケット技術研究院によると、長征8号A運搬ロケットに搭載されるYF-75DB液体水素・液体酸素エンジンがこのほど、認定試験運転を順調に完了しました。今回の試験運転は4倍作動サイクルプロセス(通常の作動サイクルの4倍に相当する負荷・時間・条件で試験を行う工程管理手法)に厳密に基づいて実施され、9月22日から4回の試験運転でさまざまな稼働状況を網羅する計9回の点火を行い、複雑な条件下でのエンジンの作動性能、構造の信頼性、各部品の作動適応性を全面的に検証しました。

今回の試験運転の完了は、同型エンジンが正式に実用化の段階に入ったことを示しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ