22日にインドネシアのジャカルタで開催された体操の世界選手権・個人総合決勝で、橋本大輝が優勝を果たした。中国の張博恒(ジャン・ボーヘン)は2位だった。

橋本は6種目(床、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)で合計85.131点。6連覇した内村航平さん以来史上2人目となる3連覇を達成した。2021年に優勝している張はミスもあり84.333点で2位。スイスのザイフェルトが82.831点で3位だった。

橋本は全種目を通じて安定してハイパフォーマンスを披露。最終種目となった得意の鉄棒では、コールマン、カッシーナなど離れ技を次々と決め、着地も完璧。全体トップの14.700点をマークし、優勝を決めた。

中国のネットユーザーからは「(鉄棒の映像に)素晴らしい!一切の乱れなし」「3連覇おめでとう」「日本の体操男子、本当に強すぎる。ここ数年の大きな大会はほとんど彼らが制している」「0.8点の差は大きくはないが小さくもない。今回は完全に納得の負け。橋本は素晴らしかった。ミスが全くなかった」などの声が上がった。

また、「茶茶(張)は残念だった。つり輪は素晴らしかったのに」「橋本は21年の東京五輪ですでに台頭していた。その後も世界選手権で次々優勝。橋本がミスしない限り、茶茶が優勝するのは難しいだろうね」「張博恒、準優勝おめでとう」「張博恒の銀メダルも十分にすごいことだ。得点も橋本に食らいついていった。橋本は本当にすごい選手。3連覇は伊達じゃない」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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