中国メディアの観察者網は、米アップルの薄型スマートフォン「iPhone Air」について、中国でようやく発売されたが、世界的な販売不振で生産がほぼ停止状態になっているようだと伝えた。

報道によると、iPhone Airの中国での販売が22日に始まった。

同機種は、米国や日本、その他の主要市場と同様に、中国でも9月12日に予約を開始し、同19日に発売の予定だった。しかし予約できない状態となり、その後、発売を当面延期することが発表された。同機種は、中国で利用が規制されている「eSIM」専用機のため、規制当局の認可手続きに時間を要していると伝えられた。

観察者網によると、アップルは需要が堅調なiPhone 17および17 Proシリーズの増産体制を敷くため、販売不振のiPhone Airの生産を劇的に削減する方針を固めたと報じられた。韓国メディアのThe Elecは日本のみずほ証券のリポートを引用し、アップルは今年、iPhone Airの生産台数を100万台削減する計画だと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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