2025年10月26日、韓国メディア・韓国経済によると、鬱陵(ウルルン)島への国内旅行にかかる費用は「ぼったくり料金」だとの声が上がっている。

関連業界によると、最近、鬱陵郡庁ホームページの掲示板に「中国旅行の3倍の価格」とのタイトルで書き込みがあった。

「鬱陵島2泊3日の旅費が1人100万ウォン以上かかった。いくら物価高でも、ソウルの繁華街の賃貸料より高いということがあるだろうか」と訴える内容だったという。

投稿者は「中国・大連旅行は食事、宿泊、航空券代まで合わせて1人30万ウォンだった。鬱陵島に行く金で中国に3回行ってもお釣りがくる」「100万ウォンにもう少し足せばフーコック島ツアーにも行ける」などと比較し、「鬱陵島に観光地としての競争力があるのか」「海外旅行より安く旅行できるようであるべきだ」と指摘している。

鬱陵島の物価の高さは、これまでにも物議を醸している。また7月にユーチューバーが「飲食店で脂身だらけの肉を提供された」「タクシーを利用したら予想料金の2倍もの金額を請求された」という実体験を動画で公開し、話題を集めた。

鬱陵島を訪れる観光客は年々、減少しているという。郡によると、2022年には46万175人だったのが23年は40万8204人、24年は38万522人と推移し、今年は1~7月で20万9006人と、既に前年同期を下回っている。表面的には「コロナ禍明けの海外旅行の需要増」が理由とされているが、鬱陵島は「高くて不親切」というイメージが指摘されている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「どんな旅行をするかによって費用は千差万別。単純に比較できるものではない」「いくら中国でも30万ウォン?。野宿でもしたの?」「比較するにしてもなぜ中国と?」「記者は中国に行けと言いたいのか?」「いくら安くても中国には行かない」「鬱陵島に行くなんてどうかしてる。

絶対に行ってはいけない」「自分は2回鬱陵島に行ったけど、どこに行ってもぼったくり料金だし、1人客は門前払いする飲食店が多かったよ」など、さまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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