中国自動車流通協会乗用車市場情報連席分会(乗聯会)のデータによると、今年1~9月、中国の自動車輸出台数は571万台に達し、うち中東市場の伸びが最も顕著だったとのことです。
今年1~9月、アラブ首長国連邦に輸出された自動車は前年同期比59%増の36万8000台で、中国の完成車輸出先として第2位となりました。
中国製自動車の買い手構造にもさまざまな変化が起きています。今年1~9月、首位の買い手が交代しました。メキシコの輸入台数は前年同期比16%増の41万台に達し、長期にわたり首位だったロシアを抜き、最大の買い手となりました。
また同期間に中国車、特に新エネルギー車は、欧州、東南アジア、南米市場でも市場拡大を遂げました。新エネ車の輸出先ランキングにおいて、ベルギーは第1位、英国は第3位となり、フィリピン、ブラジル、オーストラリア、インドネシアなども10位内に入りしました。
米国のグローバルコンサルティング会社、アリックスパートナーズの調査によると、中東の消費者、特にサウジアラビアとアラブ首長国連邦の消費者は、中国の自動車ブランドに対する信頼度が著しく上がったとのことです。中国製自動車の「技術力」と「競争力のある価格」が中東消費者を引き付ける鍵となっているとみられています。(提供/CRI)











