米アップルが11日、スマートフォンのiPhoneを身に付けて持ち運ぶための新アクセサリー「iPhone Pocket」を発表し、中国でも注目された。

アップル公式サイトによると、iPhone Pocketは、イッセイ ミヤケとのコラボレーションから生まれたもので、「1枚の布」のコンセプトからインスピレーションを得たオリジナルの3Dニット構造は、すべてのiPhoneや、ポケットに入れるあらゆるアイテムを持ち運べるようにデザインされている。

手で持ったり、かばんに結んだり、体に直接身に付けたりと、さまざまな方法で身に付けられ、短いストラップのデザインは8色のカラー、長いストラップのデザインは3色のカラーから選べる。価格は、短いストラップのデザインが2万5800円(税込)、長いストラップのデザインが3万9800円(税込)。米国や日本、中華圏など9カ国・地域の一部のApple Storeおよびapple.comで14日に販売を開始する。

中国でも複数のメディアが取り上げ、話題になっているが、SNSの微博(ウェイボー)には「#iPhone Pocketにツッコミ#」とのハッシュタグが出現し、そのデザインについて、「水筒カバーにしか見えん」「おばあちゃんの手作り?」「これを身に付ける勇気はない」などのコメントが寄せられた。

中国での価格は、短いストラップのデザインが1299元(約2万8058円)、長いストラップのデザインが1899元(約4万1018円)で、「さすがに高すぎる」との声が多く寄せられた。

iPhone Pocketというネーミングについては、「折りたたみ式のiPhoneが登場したのかと思った」「ポケットカメラかと思ったら本物のポケットだった」などの反応があった。(翻訳・編集/柳川)

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