中国で制作されたアニメ映画『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』が11月7日から日本で公開され、1週目の週末3日間の興行収入は1億円を突破しました。中国では近年、アニメ映画が映画産業の急速な発展を牽引する重要な原動力の一つとなっています。

2025年は現在のところ、中国国内の年間興行収入トップ10のうち3作品がアニメ映画です。

先日の東京国際映画祭と併催されたアジア最大級のコンテンツ産業見本市の「TIFFCOM 2025」では、中国のアニメ映画がひときわ注目を集めました。『浪浪山小妖怪(英題:Nobody)』が中国映画合同出展会場で上映されたほか、『落凡塵』、『聊斎:蘭若寺』などのアニメ映画も中国の出展者による重点推薦作品でした。また、日本では同イベント以外でも、『ナタ 魔童の大暴れ』(原題:『哪吒之魔童鬧海』)『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』(原題:『羅小黒戦記2』)などのアニメ映画が劇場公開されました。

今年に入り、中国アニメ映画は海外市場でも好評を得て興行成績を上げています。中でも『ナタ 魔童の大暴れ』は、2月14日から北米770以上の映画館で公開され、事前販売の興行収入と上映回数はいずれも、この地域における過去20年間の中国語映画の新記録を樹立しました。『ナタ 魔童の大暴れ』の海外興行収入は現在までに6800万ドル(約100億円)を超え、総興行収入は世界の興行収入ランキングのトップ5に入りました。(提供/CRI)

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