中国メディアの快科技は17日、モバイルバッテリーが「携帯爆弾」になる恐れがあるとして注意を呼び掛ける記事を掲載した。
記事はまず、「スマートフォンが欠かせない時代となり、モバイルバッテリーは多くの人にとって外出時の必需品となっている。
その上で、中国国営中央テレビ(CCTV)がこのほど、モバイルバッテリーから突然煙が出たり自然発火したりする事例を取り上げたことを紹介し、「モバイルバッテリーを長時間過充電すると、バッテリーセルに高電圧がかかり、劣化や電解質の分解が加速され、火災の危険性が高まる。また高温と強い圧力により、モバイルバッテリーが自然発火する可能性もある」と伝えた。
記事は、購入時の注意点として、信頼できるメーカーの製品であるかどうか、特に国内の安全基準を満たしていることを示す強制認証制度(CCCまたは3C)に対応した製品であるかどうかを挙げた。
購入後にやってはいけないこととしては、外出時は強い圧力や振動を避けるようにすること、夏場は直射日光の当たる車内に放置しないこと、冬場は暖房器具やキッチンなど高温の場所や火気の近くに保管しないことを挙げた。
また、可能な限り純正の充電ケーブルとプラグを使用すること、長時間の夜間充電を避けること、充電中は衣類やティッシュペーパー、その他の可燃性物質から遠ざけること、本体に膨らみや破損、過熱が見られたり、充電速度が低下した場合は使用しないことなどを呼び掛けた。(翻訳・編集/柳川)











