香港メディアの香港01は17日、英旅行誌が発表した「世界で最も魅力的な国」ランキングについて、「日本が最大の勝者となった」と報じた。

記事は、英旅行誌ワンダーラスト(Wanderlust)が発表した2025年版の「世界で最も魅力的な国」ランキングについて、「香港人が大好きでよく訪れる日本は、今年のランキングの最大の勝者と言える存在で、10年以上ぶりに『世界で最も魅力的な国』の称号を再び獲得した」と伝えた。

記事によると、24回目を迎える今回の選考では、計20万8000人の読者が延べ480万票以上を投じた。「世界で最も魅力的な国」では日本が1位に。以下、コスタリカ、カナダ、豪州、ペルー、南アフリカ、米国、ニュージーランド、ブラジル、エクアドルが続いた。

また、「世界で最も魅力的な都市」の1位はブエノスアイレス(アルゼンチン)。2位は東京(日本)、3位はシドニー(豪州)だった。4位以下はケープタウン(南アフリカ)、バンクーバー(カナダ)、シンガポール、マラケシュ(モロッコ)、リオデジャネイロ(ブラジル)、キト(エクアドル)、香港(中国)だった。

同誌は「東京や京都は今なお旅行者に人気のある観光地であるが、四国の海岸線を探索したり、金沢の職人を訪ねたり、沖縄の島々を巡ったりすることも増えている」とし、「日本は革新性、精緻な技術、伝統を融合させており、旅行者に帰国後も消えない印象を残すため、繰り返し訪れる魅力がある」と評したという。

香港01の記事はこのほか、日本が「世界で最も魅力的な文化の国」と「世界で最も魅力的な美食の国」でいずれも4位になったことも伝えた。(翻訳・編集/北田)

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