中国駐デュッセルドルフ総領事館は20日、ドイツ・デュッセルドルフで17日に開催された国際医療機器展(MEDICA2025)に参加した中国の出展者100人以上が食中毒の症状を起こし、少なくとも4人が入院したと発表した。
総領事館の職員によると、現在、有症者の人数を確認中で、初期段階の推計では100人以上にのぼるという。
事態を把握した総領事館はすぐに出展者らと連絡を取った。また、問題の中国料理店に対して適切な対応と謝罪を求めたほか、事件対応のための作業チームを設置した。
問題の中国料理店は、弁当の調理過程で肉の解凍・加熱時間が不足していたとして謝罪。有症者に対して薬を配布したり、症状が重い人を医療機関に搬送したりするなどの対応を行ったと説明している。(翻訳・編集/北田)











