中国が独自開発した浮体式動力定位養殖工船「湛江湾1号」が11月19日、南部・広東省で引き渡され、運用がスタートしました。

「湛江湾1号」は全長154メートル、幅44メートルで、12の独立した養殖エリアを備え、養殖水容量は8万立方メートルに達し、複数魚種の同時養殖が可能で、年間生産能力は2000~5000トンに達する見込みです。

超大規模集約型養殖モデルを採用し、遠洋や深海全域での養殖に適応でき、設計上の移動可能距離は1000カイリに達し、海上での半潜水式養殖、浮体式動力定位などの機能が一体化されています。

この船は世界で初めて工船と網箱を融合させた設計を採用し、自律航行により台風の回避が可能で、動的・静的養殖の最適化を果たしています。グリーンエネルギーの自給、スマート給餌、リアルタイム・モニタニングなどのシステムを通じて、全プロセスのスマート化管理と全ライフサイクルの科学的養殖も実現しています。(提供/CRI)

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