新疆ウイグル自治区精河県のアグリエコロジー開発企業の創業者・朱虹美(ジュウ・ホンメイ)さんは、「商品の販売開始初日だけで4000ドル以上を売り上げた。顧客は米国、英国、日本などの国・地域となっている」とした。

中国新聞網が伝えた。

朱さんはこのほど、1年かけて開発した「クコの実コーヒー」を正式に越境ECプラットフォームに出品した。「クコの実コーヒーは突然のひらめきで誕生したわけではない。この革新的な商品は当社が中国の大学と共同開発を行い、クコの精製技術などを駆使し、コーヒー豆とブレンドして粉末状に加工したもので、コーヒーの覚醒作用とクコの実の滋養効果を融合させた」と話す。

また、「当社は欧米市場に対して入念な調査を行った。欧米市場はまず飲料品の中でコーヒーのシェアが高く、次に消費者の機能性飲料への受容度が高い。そこで当社は自社の優位性を生かし、対応製品を開発した」と述べた。

朱さんの言う「優位性」とは、精河県が良質なクコの産地であることだ。同県のクコ栽培の歴史は長く、現在の栽培面積は10万ムー(約6666.7ヘクタール)、年間生鮮果実生産量は6万トンに上り、ここから20以上のブランドの50種類近い商品が生み出され、年間生産額は10億元(約220億円)を超えた。これまでにも同県産の乾燥クコの実はすでに中央アジア諸国への輸出を実現していた。

同県が所在するボルタラ・モンゴル自治州は今年、越境EC総合試験区の設立が承認された。朱さんは「税金面などで非常に大きなメリットを享受できるようになり、クコの実コーヒーの海外市場開拓における重要な一歩となった。

効率的な物流システムにより、クコの実コーヒーは15日間程度で欧米の消費者の手元に届く」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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