2025年11月30日、韓国メディア・毎日経済は、韓国の公的年金基金である国民年金公団が運用で大きな成果を上げ、今年9月末までの収益率が年初目標の5.4%の2倍を超える11.31%(金額加重収益率基準)を記録したと伝えた。
記事によると、韓国の国民年金の運用収益額は今年1~9月の累計で138兆7000億ウォン(約14兆8000億円)に達し、基金の総額は前年末の1212兆8510億ウォン(約129兆円)から1361兆2190億ウォン(約144兆8000億円)へと増加した。
記事は、「韓国内外の株式市場で人工知能(AI)関連株や半導体株が強い上昇を見せたことが、全体の収益率を大きく押し上げた」と説明。「年金公団の運用チームは韓国株ではサムスン電子やSKハイニックス、海外株ではエヌビディアに高い比率で投資している。特に韓国国内株式の収益率は47.3%に達し、海外株(12.95%)、国内債券(2.51%)、代替投資(1.46%)、海外債券(0.27%)を大きく上回って、今年最も高い成果を出した」と伝えた。
また、「株式市場の上昇を受け、国民年金のポートフォリオに占める株式比率も上昇。昨年末の47.1%から今年9月末には52.9%まで拡大した。特に韓国国内株式比率は15.6%と、中期資産配分案で設定された年末目標(14.9%)をすでに上回っている」とし、「韓国総合株価指数(KOSPI)は9月時点で3400台だったが、11月初めには史上最高の4200台を突破。今後、国民年金の株式収益率はさらに上昇する可能性がある」との分析を伝えた。
これについて韓国のネットユーザーからは「久しぶりに明るいニュース」「AIと半導体のおかげで年金が増えるのはありがたい」「運用チーム、今回は本当に頑張ったと思う」「国内株式の47%の収益率はすごい。サムスンとSKが引っ張ってくれたのが大きい」などの声が上がった。
一方で、「株式比重をここまで高くするのは危険では?」「株式が落ちたらどうなる?。リスク管理をきちんと説明してほしい」「今は良くても長期的に安定して稼げるのかが重要」「一時的な相場上昇に乗っただけじゃないか」「数字が良いと言われても、将来年金をちゃんともらえるかの不安は解消しない」「利益が出たなら保険料を少し下げてくれ」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











