中国のSNS・小紅書(RED)に1日、日本で撮影された短い動画が投稿され、反響を呼んでいる。

投稿者の女性は「早朝に日本のホテルのスタッフが私たち中国の団体を見送ってくれた」とつづり、動画をアップした。

動画が撮影されたのは北海道とみられ、ホテルスタッフの男性がバスに向かって大小の中国国旗を振って見送る様子が映っている。車内からこの光景を撮影していた女性は「とても感動するわ」とつぶやいた。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「こんなことで喜んでるのか?」「中国人は本当に、簡単に感動するね」「(スタッフは)表面的な笑顔」「後ろを向いたらすぐに表情が変わるだろう」「何が感動だよ。(相手に)金を稼がせてやったんだから当然だろう」「まともな人は、お金(を落とす中国人)を避けたり敵視したりしないわな」「カネを稼ぐためだろう」「中国人オーナーじゃないのか」「そんなことをしても意味なし。行く人はますます減る」といった批判的な声が上がった。

一方で、「感情的にはとても満たされる。こういうの好き」「私はいろいろな国を旅しているけど、こういう気持ちを表してくれるのは日本だけ」「2007年にバス4台に及ぶ団体ツアーで行った。支配人やスタッフが玄関でお辞儀をして感謝を表してくれた。その見送りは十数分間、最後は見えなくなるまで続いた。これは間違いなくあったことだ」との声や、「もし国内でこれをやったらどうなるか(恐怖)」「国内のホテルの支配人がこういうことをしたら大炎上するんじゃないか」「国籍が違ったら?国内なら八つ裂きにされる」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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