吉林省吉林市では11月28日、再び寒気が到来し、多くの地域で霧氷を見ることができた。太陽の光が降り注ぐ松花江では、霧氷の見られるエリアとして人気のある阿什哈達小霧氷島も厚い氷の結晶で包まれていた。
霧氷は朝に見られることが多く、午前6時~10時に見頃を迎える。霧氷を見に来る観光客が無駄足を踏まなくていいように、現地の文化観光当局は「霧氷景観特定予報システム」を構築。気温、湿度、風力などリアルタイムのモニタリングデータに基づき、松花江の水温の動態的変化も見ながら、特別な予測モデルを構築し、市内の霧氷観察ベルト11カ所と霧氷観察スポット17カ所のコアデータを収集して予測を打ち出すことに成功した。
同市文化ラジオテレビ観光局の楊景(ヤン・ジン)副局長によると、毎年冬になると、11月中下旬から翌年の2月中旬までの100日間に市の文化観光の微信(WeChat)公式アカウントが「霧氷モーニング情報」を発表し、観光客へその日に霧氷が見られるスポットを紹介している。
また、同市は鉄道駅と霧氷島や阿什哈達の霧氷観察スポットを結ぶ公共交通特別路線を開通し、正確な予測サービスを提供し、観光客の霧氷の旅をよりスムーズにしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











