高市早苗首相が人気アニメ「進撃の巨人」のセリフを用いて日本への投資を呼び掛けたことに、中国のネットユーザーが反応を示している。

高市氏は1日に東京都内で開かれたサウジアラビア主導の国際金融に関する会合でのスピーチで、「サウジアラビアでは日本の漫画・アニメが非常に人気だとうかがいました。

『キャプテン翼』『ONE PEACE(ワンピース)』『鬼滅の刃』などありますけれども、本日は『進撃の巨人』の有名なセリフを借りて、私のスピーチの結びといたします」とした上で、英語で「Just shut your mouths and invest everything in me(いいから黙って、全部オレに投資しろ)」と述べた。

これは、作中で軍法会議にかけられた主人公のエレン・イエーガーが感情を爆発させた際に発した言葉だ。高市氏は「皆さん、もう、お願いしたいことはお分かりだと思います」とし、「Japan is back,invest in Japan(日本は戻ってきた。日本に投資を)」と述べ、笑顔でスピーチを終えた。

これについて、中国のSNS・微博(ウェイボー)で310万超のフォロワーを持つブロガーは「高市氏はやらかした。彼女は『進撃の巨人』をネタに使い、作中のセリフを引用してサウジに投資を呼び掛けた。しかし、『このセリフを言ったキャラクターはジェノサイドを行い、最終的には斬首される』との指摘が出ている」とし、日本のSNS上で「もし本当にこの漫画を読んでいたなら、絶対にこのセリフを引用したりしない」との声が上がっていることを紹介した。

中国のネットユーザーからは「(日本にとって)外交の災難だな。祝福するよ」「彼女は自分でユーモアがあると思っているのかね」「この言葉って原作でもそうだけど、結構失礼だよね」「エレンはこれを言った直後に蹴られるんだけどね」「(作中のように)本当に首を斬られるぞ」「高市氏もエレンも、権力を持ったことのない人間が巨大な権力を手にした結果、過ちを犯したという点では同じ。ただ違うのは、エレンは実際に『地鳴らし』を発動できたということだ」「次に発するのは、『海の向こうにいるのは敵だ(作中でエレンが発したセリフ)』じゃあるまいな」「正直、彼女のお陰で『進撃の巨人』を見てみたくなった」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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