中国・上海市の飲食店が提供していた牛肉料理にアヒル肉(中国語で「鴨肉」)が使用されていたことが分かった。中国メディアの新民晩報が2日に報じた。
同市嘉定区の市場監督管理局によると、今年5月に同店に立ち入り検査を行った際、「水煮牛肉(牛肉を香辛料などで煮込んだ料理)」にアヒル肉が使用されていることが判明した。
調べによると、同店は2024年7月以降、アヒル肉を加工したオイスターソース漬けカット肉を業者から仕入れ、「水煮牛肉」などに使用していた。これらの料理に牛肉は一切使用されておらず、摘発されるまで計118食を販売し、5664元(約12万円)の不当な利益を得ていた。
同店は22年12月から営業していたが、店舗の仕様が基準を満たさず、営業許可証を取得していなかった。24年2月には偽造した証明書を用いてデリバリープラットフォーム大手「美団(Meituan)」に出店していた。
同局は、食品安全法など関連法規に違反したとして、同店に改善命令と行政処分を科した。
中国のネットユーザーからは「店名を公表せよ」「食品安全にかかわる問題では、店がつぶれるほどの罰を与えないとだめ」「店主の偽装テクニックはなかなかだな」「デリバリープラットフォームにはこういう店が大量に存在する」「本当にアヒル肉であることを祈る。ネズミ肉じゃなく」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)











