技術研究・コンサルティング機関のオムディア(Omdia)がまとめた最新のデータによると、2025年第3四半期(7-9月)には、中国のPC市場は前年同期比2%の成長率を達成し、出荷台数は1130万台に達した。

そのうちデスクトップパソコン(デスクトップ型ワークステーションを含む)の出荷台数は同8%増の330万台。

これは主に商用市場の堅調な需要によるもので、同市場への出荷台数は同9%増加した。ノートパソコン(モバイルワークステーションを含む)の出荷台数は前年同期の水準をほぼ維持し、800万台を保った。タブレットコンピューター市場が引き続き好調さを維持し、出荷台数は同9%増の880万台に達した。

オムディアは、「将来を見通すと、2025年末時点で中国のPC市場は同5%増加し、出荷台数は4150万台に達する」としている。

関連の報告によると、全体としてAI(人工知能)の普及が消費者市場と商用市場で加速している。オムディアは、25年には中華圏のPCの32%がAI機能を備えるようになり、26年にはこの割合が46%に上昇すると予想している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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