シノペック中海船舶燃料供給有限公司は12月3日、中国東北部の遼寧省大連市で発表会を開き、中国初のグリーンLNG(液化天然ガス)充填作業が大連西中島埠頭(ふとう)で順調に完了したと発表しました。

同社遼寧支社の洪詩定総経理によると、今回の充填作業に参加した大連海能科技有限公司の所有船「興盛源」は2G型半冷半加圧式液化LNGデュアル燃料ガス船で、高い機能性と専門性を備え、クライアントの多様な輸送ニーズに柔軟に対応できます。

今回充填されたグリーンLNGは安徽万博能源科技有限公司が生産したもので、有機廃棄物が発酵する際に発生するバイオメタンを液化して作られ、既存のLNGエンジンを改造することなく、そのまま代替燃料として使用することができます。ライフサイクル全体で温室効果ガス排出量を80%以上削減可能で、国際海運の脱炭素のトレンドと環境規制の要件に的確に合致しています。(提供/CRI)

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