シンガポール華字メディアの連合早報は4日、中国の上海市が不動産市場の先行きを悲観的にあおるオンライン投稿4万件余りを取り締まったことについて伝えた。

記事によると、上海のインターネット監督管理当局は、住宅局やインターネット警察と11月14日からオンライン不動産情報の流布秩序を規制するための特別キャンペーンを開始し、小紅書(レッドノート)や嗶哩嗶哩(ビリビリ)などのプラットフォームに対し、不動産市場の先行きを悲観的にあおったり住宅政策をゆがめて解釈したりする4万件余りの投稿を削除するよう指導した。

当局は、次の段階では不動産分野のオンライン上の混乱への取り締まりを強化し、不動産情報の流布秩序をより適切に規制すると明らかにした。

中国では今年、上海だけでなく、天津や長沙、ハルビンなど多くの都市で、オンライン不動産情報の取り締まりが行われた。不動産市場は低迷が4年余り続き、改善の兆しが見えないことから、当局が言論統制を強めている。

インタビューに応じた専門家は、「政府は言論を統制するだけでなく、不動産市場の安定化に向けて政策レベルで多くの措置を講じる必要がある」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)

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