台湾メディアの中時新聞網は7日、サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会の組み合わせ抽選結果について取り上げ、「日本はまたも厳しい戦いに直面、韓国は開催国と対戦」と報じた。
記事はまず、前回カタール大会のグループステージで優勝経験国のドイツとスペインを撃破したSAMURAI BLUE(日本代表の愛称)について、世界ランキングではアジア勢最上位の18位だが、北中米大会のくじ運はあまり良くなかったようだとし、グループFに入り、W杯過去3度の準優勝を誇るオランダ(同7位)、チュニジア(同40位)と、来年3月にある欧州プレーオフB組勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)との対戦が決まったと紹介した。
そして、森保一監督率いるSAMURAI BLUEは前回大会でドイツとスペインを撃破するという「下剋上」の奇跡を起こしたのに続き、今年3月20日には26年W杯開催国の米国、カナダ、メキシコを除き世界最速で出場を決めたことや、10月の国際親善試合でW杯最多5度の優勝を誇るブラジルから初勝利を挙げたことに触れ、「来年は史上初となるベスト8進出のチャンスもあるだろう」と伝えた。
一方、同22位の韓国については、北中米大会のくじ運は日本より良かったようだとし、グループAに入り、開催国メキシコ、南アフリカと、欧州プレーオフDの勝者(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランドのいずれか)と対戦すると紹介。韓国にとって最大の脅威となるのは、欧州プレーオフDの勝者、特に同21位のデンマークが勝ち上がってきた場合かもしれないと伝えた。(翻訳・編集/柳川)











