今年1月に兵庫県神戸市垂水区の踏切内で電車にはねられて死亡した中国人観光客2人の遺族が、鉄道会社などを相手取り、約1億4000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
中国人観光客の20代の女性2人は今年1月9日、踏切の先にある信号機付きの横断歩道を渡ろうとしたところ遮断器が下り、踏切内にいることに気付かずに信号待ちをしていたところ、電車にはねられたとみられている。
訴えを起こしたのは2人の両親で、「2009年以降、4件の事故が起きるなど、危険性が極めて高い踏切だったにもかかわらず放置した。運転士は警笛を鳴らして退避を促すなどの注意義務を怠った」などとして、運行会社の山陽電鉄と運転士に対し、約1億4000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
なお、現場には事故後、踏切内の地面に日本語と英語、中国語、韓国語で「立ち止まらないでください」との文字と、足跡に「×」印が付いたピクトグラムが設置された。
中国のネットユーザーからは「正直言ってこの請求額は決して多くはない」「むしろ少ないんじゃないか」「踏切の構造に問題があったのなら訴えるのは当然」「よく理解している人ならみんな分かるが、この踏切は確かに問題があった。現地住民ですら危険だと言っていた」「まず国内ではこんな事故は起こり得ない。そして日本は過去に何度も事故が起きていたのに改善しなかった」「亡くなった人が本当にかわいそう」といった声が上がった。
一方で、「賠償はあってもいいけど、(高額をふっかけて)ゆするのはいけない」「日本の鉄道会社はこの2人の遺族に賠償請求しなかったの?運行に影響が出たりしただろうに」「日本には『社会秩序を乱した罪』というのはないのか」「国内なら賠償金なんて払ってもらえない」「日本で良かったな。もし国内なら逆に賠償金を支払わないといけないところだったかも」「踏切の設計に問題があったとしても、本人たちは気付かないものか」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)











