2025年12月7日、中国の複数のメディアによると、安徽省にある採草地で粉砕機を修理していた男性が機械に巻き込まれて死亡する事故が発生した。

記事によると、安徽省淮北市にある採草地で11月20日、修理中の粉砕機が突然作動し、修理作業をしていた男性1人が巻き込まれて即死した。

妻の話では、男性は採草地で働き始めてから20日足らずで、消防隊員が粉砕機を解体したところ「足1本しか残っていなかった」という。

採草地の経営者は、これまでも粉砕機が故障した際には自前で修理していたことを明かすとともに、事故の原因について、修理時に機械の電源が切断されていなかったこと、作業者が携帯していた粉砕機のリモコンに誤って触れたことを主張している。

死亡した男性は妻、しゅうと、生後4カ月の子どもの4人暮らしで、男性の収入で一家の生計を立てていた。採草地の経営者は当初10万元(約220万円)の賠償を提示し、その後の交渉、調停を経て50万元(約1100万円)まで増額されたものの、経営者は3年間の分割払いを提示した。遺族側はこれに納得しておらず、賠償を求める訴訟を起こす準備を進めている。

法律専門家によると、採草地が作業時に電源を切断せず、安全上の重大な危険を警告しなかったことは、安全な作業環境を提供する義務を怠った主要な過失に当たる可能性があり、経営者は死亡賠償金や扶養家族の生活費などを含む、損害賠償責任の大部分、あるいは全部を負う必要があるとのことだ。

また、長期的な安全管理の軽視や、防護措置の欠如などがあり、事故との直接的な因果関係が認められれば、経営者が刑事責任に問われる可能性もあるという。(編集・翻訳/川尻)

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