中国のSNS・小紅書(RED)に6日、「私はこれでもまだ我慢すべきなのか」との投稿があり、反響を呼んだ。
投稿者の日本在住の女性は「私の子どもの面倒を見るために母が日本に来たら、日本人のじいさんに嫌味を言われた」とし、その経緯をつづった。
女性は腹が立ったものの何も言わずに我慢していたが、男性がさらに「今は本当に、いろんな人がいるよな」と皮肉ったことから「怒りが一気に燃え上がった」といい、振り返って男性をにらみ、大きな声で「それはそうでしょ。おじいさんもいるし外国人もいるんだよ」と言い放った。男性は突然のことに驚いたのか「うん、俺もさっき(外国人だったと)気付いたんだよ」と言ったが、女性はなおも「それは良い気づきですね!だからお互い尊重し、理解しましょうね」と語気を強めた。すると、エレベーター内は静まり返ったという。
エレベーターを降りた後、母親は「どうしたの?」と聞いてきたというが、女性は「何でもない。変なじいさんだよ。相手にしないで」と伝えたとのこと。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「あなた(の対応)は素晴らしい」「(子どもの時から)成長したね」「何の問題もない。やっちまえばいい」「あなたは礼儀正しすぎる。『くそじじいがたくさんおる』でいいんだよ」「気付いてんならグダグダ言うんじゃねえよ押せや(って言ってやればいい)」「あなたの対応力がうらやましいわ。私が同じ状況ならにらむくらいしかできなくて、時間が経ってから後悔する」「みんな今後はこの投稿を手本として、言い返してから投稿するように(言い返せもしなかったのに投稿だけして他者を不快にしないように)」といった声が上がった。
一方で、「毎日のように日本でじいさんばあさんに何か言われて言い返してやったって話題ばかり。トラフィックが欲しいなら別のネタにしな。もう時代遅れだよ」「不思議だ。あなたたちみたいに日本で、日本人に嫌な思いをさせられた人は、どうしてX(旧ツイッター)に投稿しないの?」などと指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)











