2025年12月7日、韓国・ヘラルド経済は「不況や原価上昇などでスマートフォン本体価格が1カ月分の給料水準まで上がり、買い替え周期がどんどん長くなっている」と伝えた。
最近発売されたサムスン電子の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z TriFold」は359万400ウォン(約38万円)で、サムスンのスマホでは過去最高額に達する。
市場調査のガートナーによると、世界のスマホ市場の売上高は今年の3180億ドル(約49兆4433億円)から来年は3304億ドルに4.0%成長する見通し。これは過去2年間で最も低い成長率だという。世界的に買い替え周期が長くなっていること、中国など主要な市場の消費が鈍っていることが理由に挙げられる。
移動通信関連の業界団体GSMAによると、スマホ買い替えの平均周期は23年には40カ月だったのが、24年は50カ月まで延びている。平均3年半で買い替えられていたスマホが、今は4年以上、継続して使われていることになる。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「選択肢が一つしかないなら問題だが、安い製品もあるのに自分が高価な物を選んでいるだけ。それを給料と比べられてもね」「高いから買わない人はスマホにお金をかけたくない人、高くても買う人は最新機種を持っていたい人。社会問題というほどのことではない」「月給と比べる意味は?スマホは1カ月使って買い替えるものではない。1年使うなら年収と比較するのが妥当だ」「全てのスマホが300万ウォンするわけじゃない。身の丈に合った消費をしないと」「月収250万ウォンなら見えを張らずに低価格シリーズを買いなよ」などのコメントが寄せられている。











