中国人民銀行(人民銀、中央銀行)が7日に発表したデータによると、11月末の中国の金準備は7412万オンスとなり、前月比で3万オンス増加し、13カ月連続の増加となった。

信用評価会社「東方金誠」の王青(ワン・チン)ーフマクロアナリストによると、金準備が13カ月連続で増加したものの、増加幅が9カ月連続で低水準にとどまっている点は市場予想に一致する。

最近、人民銀が国際金価格が大幅に上昇し、史上最高値を更新する中で金保有量を小幅に増やし続けることは、国際準備資産の最適化を図るシグナルを発している。金は世界で広く受け入れられている最終的な決済手段であり、人民銀による金保有の増加は主権通貨の信用を高め、人民元の国際化を着実かつ慎重に進めるための有利な環境をつくり出すことができる。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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