テスラが明らかにしたところによると、テスラ上海スーパーファクトリーで12月8日、400万台目の完成車がラインオフしました。同ファクトリーでは目下、平均30秒余りで完成車1台をラインオフさせることができ、同社の全世界における電気自動車納車台数のほぼ半分に寄与しています。

上海スーパーファクトリーの生産能力はテスラの世界生産能力の半分を占め、テスラのグローバル輸出拠点となっています。その製品は中国本土の消費者需要を満たすだけでなく、欧州やアジア太平洋市場にも販売されています。同ファクトリーでラインオフしたテスラ製品は、世界の異なる市場の安全基準を満たすだけでなく、異なる気候や道路状況の試練にも耐えなければなりません。

上海スーパーファクトリーから輸出された車両は今年10月、3万5000台を超え、2年ぶりに単月最高輸出記録を更新しました。

テスラが完全独自設計した完成車のスーパー工場として、上海スーパーファクトリーはプレス、溶接、塗装、組立という完成車の4大プロセスを「同じ屋根の下」に配置しています。同工場の産業チェーンの現地化率は目下95%に達しており、蘇州、寧波、南通など長江デルタ地区で完全な新エネルギー自動車産業エコシステムが形成され、物流コストが大幅に削減されています。(提供/CRI)

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