台湾メディアのETtodayは9日、日本で中国人による犯罪が相次いでいると報じた。

記事は、「日本では最近、中国籍の人物が関与する暴力や窃盗事件が相次いで発生し、社会的に大きな注目を集めている」と指摘。

直近の事件として、9日午前1時40分ごろに広島県福山市のコンビニで万引きをした17歳の中国籍の少年が追いかけてきた男性店員(46)の腹を果物ナイフで刺してけがをさせたことを紹介した。強盗殺人未遂の疑いで逮捕された少年は「何も言うことはありません」と話しているという。

記事は、このほかにも中国籍の人物による事件が頻発しているとし、5日には千葉県いすみ市の会社で中国籍の劉柯(リウ・カー)容疑者(39)が同僚の日本人女性(58)の顔などを複数回刺して殺害した事件が起きたこと、1日には東京ディズニーシーのホテル「ミラコスタ」の宴会場で中国籍の姜春雨(34)が刃物を持ち出し、その後逮捕された事件が起きたことを伝えた。

さらに、大阪では今年7~9月に大阪・関西万博の会場や周辺地域で繰り返しスリを行っていた中国籍の田紅波(ティエン・ホンボー)容疑者(41)が逮捕され、被害者は計98人に上るとみられていることにも言及。田容疑者が「日本人は警戒心が薄く、スリをしやすい」などと話していることを伝えた。(翻訳・編集/北田)

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