広西チワン族自治区の憑祥東駅から5日、高速鉄道D9668号がゆっくりと走り出し、次第にスピードを上げて同自治区の南寧東駅に向かった。これにより、南寧-憑祥高速鉄道の崇左-憑祥区間が開通し、同高速鉄道が全線開通して営業をスタートした。

南寧から憑祥まで最短1時間15分で移動できるようになり、南寧から中国・ベトナム国境の出入国審査所のある憑祥に至る直通の快速旅客輸送ルートが構築された。新華社が伝えた。

南寧-憑祥高速鉄道は中国の第14次五カ年計画(2021~25年)における周辺国との相互接続に関する重点プロジェクトで、南寧-崇左区間と崇左-憑祥区間の2区間に分けて建設され、南寧-崇左区間は2022年に開通して営業をスタートしていた。今回開通して営業が始まった崇左-憑祥区間は、崇左南駅から崇左市を経由して憑祥市の憑祥東駅に至る。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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