10日に行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグの第6戦のサンフレッチェ広島と上海申花(中国)の試合後の一幕が注目を集めている。

広島市のエディオンピースウイング広島で行われたこの試合は、広島が1-0で勝利した。現地で観戦したある中国人サポーターは、試合後に上海申花の選手らがスタンドのファンにあいさつに訪れた際の様子を撮影した動画を中国のSNS・小紅書(RED)に投稿した。

動画には、上海申花のサポーターらが同クラブの創設記念日(1993年12月10日)を祝して「ハッピーバースデートゥーユー」の歌を合唱すると、会場にいた広島サポーターや日本人の観客からも手拍子が巻き起こる様子が映っている。

投稿者は、敵味方関係なく一体となる様子に「これこそがサッカーだ」と熱い思いをつづった。

中国のネットユーザーからは「これが文明的な世界」「本当にいいね」「先進国は本当にいろんな面で先進的」「日本はサッカーにおいて、あらゆる面で先を行っている」「日本のこういう文化は本当に素晴らしいと思う。上海海港が日本に試合に行った時も、相手はこちらの選手に拍手を送ってくれた」「これがもし国内なら、相手チームのサポーターからはブーイング具が飛んでくるだろう」「日本のサッカーファンは本当に素晴らしい」「これが教養というもの」など、絶賛の声が相次いでいる。(翻訳・編集/北田)

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