中国メディアの九派新聞によると、中国重慶市石柱トゥチャ族自治県でこのほど、ドローンを飛ばしていた男性が崖の空洞でミイラ化した人の遺体を発見した。

男性によると、野獣の死骸かと思ったが、人の手指と頭のようなものが見えた。

このような状況に遭遇したのは初めてで緊張し、警察に通報した。その後の調べで、ミイラ化した人の遺体であることが確認された。
ドローンを飛ばしていた男性が崖の空洞でミイラ化した人の遺体を発見―中国

崖の空洞は地上から高さ約50~60メートルの所にあり、中からペットボトルや毛布なども見つかった。男性が映像をSNSに投稿すると、遺族から「ここ数カ月、父を探していた。見つけてくれてありがとう」との連絡があった。

ドローンを飛ばしていた男性が崖の空洞でミイラ化した人の遺体を発見―中国

警察によると、遺体で見つかったのは同県の男性(59)で、現場検証の結果、農薬の瓶などが見つかった。鑑識の結果、刑事事件の可能性は排除された。遺族によると、遺体で見つかった男性はうつ病を患っていて、7月9日に行方不明になっていた。(翻訳・編集/柳川)

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