中国航空工業集団(AVIC)が12月11日に明らかにしたところによると、無人機「九天」が中国西部陝西省蒲城で初めての飛行任務を無事完了しました。

本機種は中国が革新的に独自開発した大型汎用無人機プラットフォームとして、「汎用プラットフォーム+モジュール化任務ペイロード」の設計理念を採用し、独自の統合技術革新を基盤に、大積載量、高い高度上限、広い速度域、短距離離着陸などの核心的な優位性を備えています。

機体全長16.35メートル、翼幅25メートル、最大離陸重量16トン、荷重能力6トン、航続時間12時間、回送運航距離7000キロで、性能指標は同類製品の中でトップクラスにあります。

「九天」無人機は、モジュール化された任務ペイロードを交換することで、民間用の多様なシーンに幅広く適応できます。遠隔地の山間部や離島での大型物資輸送と正確な物流配送を担うだけでなく、緊急救援時には迅速に通信を回復し、災害救援装備を配送することもできます。(提供/CRI)

編集部おすすめ