中国国家統計局が10日に発表したデータによると、国内の一部産業における需給構造の最適化や国際大口商品価格の変動の波及効果などの影響を受け、11月の工業生産者出荷価格指数(PPI)は前月比で0.1%上昇し、2カ月連続の上昇となり、前年同期比では2.2%の下落となった。人民日報が伝えた。

11月のPPI前月比推移の主な特徴としては、第一に国内の一部産業で季節的な需要増によって価格が上昇したこと、第二に輸入要因の影響により国内の非鉄金属および石油関連産業の価格動向にばらつきが見られたことが挙げられる。

11月のPPIは前年同期比で2.2%下落し、前月より0.1ポイント下落幅が拡大したが、これは主に前年同期の比較基準値が上昇したことによる影響だ。過剰な内部競争が効果的に抑制され、関連産業の価格の前年同期比下落幅は縮小した。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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