2025年12月11日、香港メディア・香港01は、陝西省で行われた中国将棋(象棋)の大会で対局中にスマートフォンを使用した棋士が協会から処分を受けたことを報じた。
記事は、中国象棋協会が10日、陝西省象棋協会が先立って発表した棋士の不正に関する処分声明を全国的に適用する旨の通知を発表したと紹介。通知によると、陝西省の棋士である白篠磊(バイ・シアオライ)氏が今年10月以降、同省内などで行われたアマチュア大会において対局場にスマホを持ち込み、対局中にアプリを使用していたと伝えた。
白氏は対局中にスマホを太ももの上や間に置き、重要な局面を迎えるとアプリの指し手を閲覧し、見終わるとすぐに電源を切る行為に及んでいた。その様子を捉えた動画がSNSで拡散して問題が浮上したようだ。
記事は、調査を受けた白氏が自ら誤りを認めたとした上で、今月3日には同省の協会から2026年12月3日まで1年間の出場停止、今年行われた全ての対局成績取り消し、等級証書発行資格の取り消しを決定したと紹介。中国象棋協会も10日に同省協会の処分を全国に適用する決定を下し、これによって白氏は中国象棋協会とその会員団体が主催するあらゆるレベルの大会に1年間出場できなくなったことを伝えている。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) December 12, 2025











