タス通信によれば、ロシアのラブロフ外相はロシア連邦院(上院)でこのほど行った演説で、ロ中関係がグローバル戦略の安定を保つ重要な要素だと強調しました。

記事によれば、ラブロフ外相は演説で、ロ中関係の新時代における全面的な戦略的協力パートナー関係の特別な意義や両国首脳間の相互信頼と対話に言及し、「ロ中関係は今、世界戦略の安定や、多極化世界の安定にとっての重要な要素だ」と述べました。

ラブロフ外相はまた、「中国の指導者は今年、ロシアでの大祖国戦争勝利80周年の記念行事に出席した。ロシアの指導者も中国での中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年の記念行事に出席した。両国がこれらの記念行事を行ったことは重要かつ象徴的な意義を持つ」と表明しました。

プーチン大統領は11月18日、ロ中関係について「両国の新時代における全面的な戦略的協力パートナー関係は歴史上最高の水準にある。この関係は平等互恵、両国の根本的な利益に関わる問題において支え合うことを基盤にしている。同時にいかなる国をも対象にするものではない。両国間の人と文化の交流は良好な情勢を保っている」と表明しました。(提供/CRI)

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