中国のSNS・小紅書(RED)に「日本人は普段『半時間』という言葉は使わないの?」との投稿があり、反響を呼んだ。
東京で留学中だという投稿者の男性によると、先日、ゼミの指導教授に研究計画について話す時間をもらおうと思い「半時間くらい(時間が欲しい)」と言ったところ、教授はとても驚いた。
また、数日前にも電話で「半時間後に折り返します」と伝えたところ、相手はピンと来ていなかったとのこと。
中国語では「30分」のことを「半個小時(※一個小時=1時間)」と表現することが多いため、日本語でも「半時間」という言葉を使う中国人が多いようだ。
この投稿に中国のネットユーザーからは「中国式日本語かな?」「これはマジで言ったことあるし、相手には伝わらなかった(笑)」「日本には『半時間』って言い方はないんだよ」「『一個半小時』の時は『1時間半』と言うけど『半個小時』の時は『半時間』とは言わず『30分』としか言わない」「私も前にバイトの店長に言ったことがある。店長も『3時間』と聞き間違えたわ」「私はこれが間違っていると気付くのに10年かかった」といった声が上がった。
ほかにも、「気付かずに何年も使ってたよ。同僚は誰も直してくれなかった…」「私は昨日、『半時間』って言ったばかり。相手は『30分ね』って復唱してくれた」「私も前に使ったことがあるけど、相手の日本人から『もしかして30分のこと?』って聞き返された。『日本人はそういうふうに言わないよ』って。そこでようやく気付いた」「こういう言い方はしないけど、意味は伝わると思うよ。ミーティングの時に『半時間』って言ったら『30分のことですね』って確認された」といった声も見られた。
一方で、「私の日本人の先輩は『半時間』って言ったことあるよ」「どこかの地方ではこういう言い方をするところもあるみたい」「大阪ではたまに聞く」「京都で言っている人がいたけど」「私は徳島で聞いたことがある」といった意見も少なくなかった。











