2026年アジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式高級実務者会合が12月12日午前、中国南部の広東省深セン市で開幕しました。APEC加盟の経済体、事務局、オブザーバー、学界、商工業界から約200人の代表が出席しました。

今回の会合は、APEC「中国イヤー」の正式な幕開けとなります。

会合では、中国が提案した2026年APECのテーマ「共同繁栄を促進するアジア太平洋共同体の構築」と3大優先協力分野「開放・革新・協力」が全会一致で採択され、年間会議スケジュールも確認されました。

中国外交部の馬朝旭副部長は、「中国は関係者と共に、アジア太平洋共同体構築の目標に向けて再出発し、アジア太平洋地域の経済協力を強化し、アジア太平洋地域が有する成長潜在力を解き放ち、アジア太平洋地域発展の新時代を共に切り開いていきたい」と述べました。

会合に参加した関係者は、中国がアジア太平洋共同体の構築を推進するために払った努力を評価し、2026年APEC会議を中国が主催することを積極的に支持し、APEC「中国イヤー」の成功を共同で推進していく意向を表明しました。(提供/CRI)

編集部おすすめ