日本の1年の世相を表す「今年の漢字」に「熊」が選ばれたことが中国でも報じられた。

公益財団法人・日本漢字能力検定協会によると、応募数18万9122票のうち「熊」は2万3346票を占めた。

同協会は日本各地でのクマの出没と被害拡大に加え、パンダ(中国語で熊猫)の中国返還が話題になったことにも言及している。

また、2位には僅差で「米」(2万3166票)が入り、3位から10位は「高」(1万8300票)、「脈」(6418票)、「万」(5656票)、「変」(5296票)、「博」(5144票)、「女」(3682票)、「新」(3658票)、「初」(3067票)が続いた。

中国SNSの微博(ウェイボー)では、「日本の『今年の漢字』は『熊』」との話題が高い関心を集め、ネットユーザーからは「『米』じゃないの?」「本当に『熊』とは。新味がない」「日本は毎日、『熊市』(弱気相場)なの?」「『米』が『熊』に負けるとは」などの声が聞かれた。(翻訳・編集/野谷)

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