中国科学院空天信息創新研究院によると、12月12日、中国最北端の衛星データ受信局である中国リモートセンシング衛星地上局・漠河衛星データ受信局(以下、漠河局)が正式に運用を開始しました。同受信局は空天信息創新研究院が建設したもので、完全な自動化による衛星データ受信能力を備え、現在は資源衛星、環境減災衛星、高分衛星シリーズなど、計25基の国家陸域観測衛星のデータ受信を担当しています。
漠河局は黒龍江省大興安嶺地区漠河市の西約2キロに位置し、冬季の最低気温は氷点下53度に達します。中国で最も緯度の高い衛星データ受信施設です。2022年7月に建設が始まり、2023年10月に試運用を開始しました。2025年11月末までに、漠河局は衛星データを計3万3411回受信し、取得データ量は1658TBを超え、データ受信成功率は99.79%以上に達しています。(提供/CRI)











