中国 ASEAN向け初の「コンテナ海運定時運航・コスト削減」航路が開通交通運輸部海事局が明らかにしたところによると、中国東部の浙江省寧波市舟山港からベトナム・ホーチミン港までの「コンテナ海運定時運航・コスト削減」航路が12月12日、正式に開通したとのことです。

世界最大の港湾である寧波舟山港は、年間貨物取扱量が14億トンを超え、出入りする船舶数は80万隻以上に達しています。

狭い水路などの自然条件に制限され、航路は混雑し交通事情は複雑でした。浙江省寧波海事局は2019年、全国に先駆けて寧波舟山港中核港区の船舶交通一体化を実施し、航路、停泊地、水先案内などを統一的に計画し、「船舶ダイヤ」を導入しました。ダイヤの実施後、主要航路の定時運航率は98%に達し、入出港効率も35%向上しました。寧波海事局はコンテナ定期船輸送の定時運航率に対する高い要求に対応し、関連システムをさらに最適化し、定期船の定時運航率を引き上げ、総合コストを削減する「コンテナ海運定時運航・コスト削減計画」を打ち出しました。

今回開設された寧波舟山港からホーチミン港までの「コンテナ海運定時運航・コスト削減」航路は、正確な船舶スケジュール管理を通じて、船舶の港内滞留時間と貨物の積み替えサイクルを大幅に短縮し、顧客により時間厳守で、信頼性が高く、経済的な海運サービスを提供しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ