中国北東部黒竜江省の同江水運通関地東部作業エリアとロシアのニジュネレニンスコエを結ぶ冬季限定の「浮橋式氷上通路」が12月11日に開通しました。

同江水運通関地東部作業エリアの旅客合同検査ホールでは、国境を越える第1陣の旅客が列を作って、保安検査と通関検査を受けています。

この通路は住民の移動を円滑にするだけでなく、結氷期の貨物輸送の難題を解決しました。

同江市の市民原永録さんは、「この浮橋は安全で安定しており、原材料を安全に国内に持ち込むことができる」と話しました。

結氷した川に浮き箱を固定したこの浮橋は、冬に建設して春に撤去する方式で、毎年黒竜江の夏季の水運が停止して川が凍結した後に架設され、翌年4月初めに黒竜江の氷が溶け出す前に解体するもので、毎年の運用期間は約90日です。同江通関地は中国とロシアを水路、道路、鉄道で結ぶ国際的な通関地で、夏にはフェリー、流氷期にはホバークラフト、冬には浮橋式氷上通路を使って、一年中ここを経由してロシアとを行き来できます。(提供/CRI)

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