インド・ニューデリーで開催された第20回国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は今月11日、審査の結果、中国の少数民族・赫哲(ホジェン)族の口承叙事詩「伊瑪堪(イマカン)」を、「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」から、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に移すことを決定したことを発表した。新華社が伝えた。

「伊瑪堪」は、赫哲族の人々が代々受け継いできた悠久の歴史を誇る口承叙事詩で、散文と韻文を組み合わせた独特の節をつけた語りで、赫哲族の歴史や英雄の物語、漁・狩猟、儀礼・風習、道徳規範などを表現しており、歴史の記録、次の世代の教育、生活における娯楽といった機能を備えている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

中国の少数民族・ホジェン族の口承叙事詩・イマカンが「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録
中国の赫哲族叙事詩「伊瑪堪」の保護成果が紹介された

編集部おすすめ