2025年12月14日、台湾メディア・ETtodayは、友人との日本旅行で毎日牛丼チェーン店の食事だったことに憤慨したという事例に対する、日本旅行の「達人」によるアドバイスを紹介した。

記事によると、日本旅行の達人として知られる林氏璧(リン・シービー)氏がこのほどSNSのスレッズ上で、友人と日本旅行に出かけたというネットユーザーのエピソードを紹介した。

このユーザーは、かつて日本に住んでいた友人と一緒に5日間日本旅行をしたが、行程が友人の好みに偏り、「松屋、餃子の王将、吉野家を食べ尽くす」という友人の「懐古ツアー」になってしまったという。

日本旅行を大変楽しみにしていたこのユーザーは大きな不満を覚えたようで、「次回もこの友人と旅行に行くべきか?」とネットで意見を求めていたとのことだ。

林氏は「良い仲間との旅は天国だが、それでも適切に分かれて自由行動をすることがお互いのためになる」と指摘。相手がチェーン飲食店ばかりを選んだこと以前に、出発前に旅程に関するコミュニケーションを十分に取らなかったことが問題だと論じた。

そして、なぜ「自分の行程を決める権利を放棄し、ガイドでもない相手の意見にすべて従ったのか」と疑問を提起。「もっと特別な店」に行きたかったのであれば事前にそう言うべきであり、後になってしかもネット上で不満を漏らすのは「計画を立てた友人に対して失礼」ではないかと苦言を呈した。

林氏は最後に、自分で自由にスケジュールを立てられることこそが自由旅行の醍醐味(だいごみ)であり、相手に不満があるのなら次は別の相手と行くべきだとしたほか、旅程に適当なフリータイムを設けることで、大人数の旅行になってもみんなが満足できるとアドバイスしている。(編集・翻訳/川尻)

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