日本と間違えられたとして話題になった中国・江西省の観光地で火災が発生した。中国メディアの極目新聞などが14日に報じた。
火災があったのは13日午後9時半ごろ、江西省上饒市の観光地・望仙谷で、ネット上には火事の現場を撮影した動画が相次いで投稿された。動画には建物が燃えている様子が映っており、周囲の人からは驚きや不安の声が上がった。
現地当局によると、出火場所は観光客に開放していない木造の施設内で、14日午前1時ごろまでに消し止められ、死傷者はいなかった。火災の原因は現在調査中とのこと。
SNS上では、「望仙谷に行く予定だったけど今回の火事で計画が台無しになった」と残念がる声もあったが、事情を知る人からは「観光地はとても広く、火災の影響があるのは一部なので観光は通常通り可能」とのコメントも寄せられたという。
望仙谷をめぐっては、先日、現地を紹介する動画に「#東京」「#北海道」など誤った情報が付けられ転載されたことが物議を醸したばかりで、中国駐インド大使館の宇静(ユー・ジン)報道官も「中国の風景が東京や北海道と誤って表示されている」と指摘していた。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) December 15, 2025











